ゴミ屋敷を放置しておくことによって生じる問題について
2019年4月16日6:00 AM カテゴリー:お知らせ
ゴミ屋敷を放置しておくと、様々な問題が起きると考えるべきです。
それは時間が経過するほど悪化するので、出来るだけ早くに処理してしまう事が一番だという事も理解しておく必要があります。
ゴミ屋敷はまずは悪臭を放つという事がありますし、それが虫なども呼び込んで害虫を発生させるという事もあります。
そして、更にはそれらが病気を運んで行くことになり、ウィルス感染なども引き起こすという事が考えられますから、その被害は広範囲にわたりあらゆる問題を引き起こすと考えていいでしょう。
それが水の近くにあれば、水源が汚染されるという被害も考えられることになります。
しかも、このゴミ屋敷は放置するとだんだんとゴミが増えていくという事もあります。
これはゴミ屋敷を作ってしまった人が居なくなっても増えていくのです。
これには、全くゴミ屋敷の住人とは関係ない周囲の人たちも関わってくることになるからです。
ゴミ屋敷と分かれば、自分が捨てられなかったゴミを此処に置いて帰るという事をする人が出てきてしまいます。
何しろ屋敷といわれるぐらいにゴミがあるわけですから、そこに自分のゴミを捨てても分かりません。
今はゴミを捨てるにもお金がかかる時代ですから、そのようなお金を払う事が嫌という人はいくらでもいるので、ゴミを捨てる人は後を絶たないわけです。
ゴミ屋敷が出来た理由の多くはこの他人が捨てたゴミもあると考えていいでしょう。
その屋敷の住人が捨てていたのはきっかけに過ぎなかったという例はいくらでもあります。
ですから、こうした事は放置していれば続いていくだけなので、問題が表面化した段階で自治体などが責任を持って対処するというのが一番だと考えた方が良いでしょう。
周囲の住人が何とかするという事になれば、住人との揉め事となってどうにもならないとも多々あります。
何しろ他人の場所にあるモノをどうにかするという権利は誰にもありません。
あるのはそこの自治体だけということになりますから、公共の利益を反するものということで、これを処分するしかないでしょう。
放置すれば何かの被害が出るという事は明らかなので、その被害が出る前にするという事が重要になります。
但し、この判断をどのレベルでするのかというのが極めて難しいところがありますし、その費用は誰が負担するのかという事も大きな問題となるので、なかなか解決しないのですが、既にこうした事例はいくらでもあるので、全ての自治体がこうした事に備える予算をつけておいて、その予算で処分を早期に行うという事をするようにすべきかもしれません。
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