ペットを飼いすぎるとゴミ屋敷になる?多頭飼育崩壊の実態
2019年12月16日6:00 AM カテゴリー:お役立ち情報ブログ,大阪府大阪市平野区
大阪市平野区で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
ペットを飼っている人はペットが癒しであり、心のよりどころになっている方も多いのではないでしょうか?
その結果、よりたくさんのペットを飼いたくなったり、飼っているペットの子供が増えたりしてペットの数が爆発的に増えることがあります。
そうなると、手に負えなくなり、家がゴミ屋敷になってしまう場合もあります。
この現象を“多頭飼育崩壊”と言います。
この記事では、多頭飼育崩壊の実態とゴミ屋敷について説明します。
□原因1 アニマルホーダーになってしまう
アニマルホーダーとは自分自身がペットを飼育できる限界を超えてもなお飼育し続けようとする人のことです。
動物を飼うということは、エサやりだけでなく、トイレの世話や排せつ物の処理、虚勢や避妊などの処置をすることを意味します。
しかし、アニマルホーダーになりやすい人はここまできちんとできていない人が多いです。
なぜなら彼らは、自分自身の現状が周りの人々や環境にまで影響を与えていることや問題を抱いている自覚がないからです。
アニマルホーダーは一種の収集癖であり、ゴミ屋敷の住人が患いやすい“ため込み症”と似ています。
そのため、まずは問題意識をもつことが求められます。
□原因2 ペットの排せつ物の蓄積
ペットの排せつ物が、家の床や柱、家具などにしみこむと一般的なゴミ屋敷より清掃が困難です。
特に木材に染み込むと特別な除去作業が必要です。
ペットの糞尿は多くの雑菌を含んでいるほか、フェロモン臭が強いため除去が難しいです。
また、排せつ物だけでなく噛みあとや爪とぎの跡なども家自体を傷めます。
□原因3 ペットの健康状態
ごみ屋敷のような環境下では、健康だった動物も不健康になります。
その結果、様々なウイルスや菌を保有するようになり、より環境が悪化します。
その影響で、ゴキブリやダニなどの害虫やネズミやハクビシンなどの害獣が増殖します。
ここまで問題が発展すると、家の石膏や内部までが破損されてしまいます。
また、様々な菌や病気を持つペットが野良犬や隣人のペットと交尾をすると、問題がより肥大化してしまいます。
□まとめ
ゴミ屋敷は一般的に住人の精神状態と深い関係がありますが、このようにペットの飼いすぎが原因になることもあります。
ペット自身に責任はないにも関わらず、周囲から存在を疎まれたり、保健所に引き取られたりすることもあります。
その原因は全て人間にあるため、大切なペットのためにもきちんと世話をすることが動物と暮らすことの前提になります。
当社ではゴミ屋敷の清掃だけでなく、特殊除去も行っているので、まずは気軽にご相談下さい。
Facebookからコメントする