不用品回収でエアコンを回収してほしい!! フロンガスを処理する方法とは!!
2018年5月21日6:00 AM カテゴリー:お役立ち情報ブログ,大阪府八尾市
八尾市で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
買い替えなどで古いエアコンを処分したいと不用品回収するときに、気をつけなければいけないのは冷媒として憑かれているフロンガスです。
現在ではモントリオール議定書に基づいて環境を破壊するフロンガスの製造は禁じられており、エアコンでも代替フロンへと切り替わりました。でもそれでフロンガスを使ったエアコンがなくなったわけではありません。
不用品回収の依頼では、業者がその中にあるフロンを回収することになっており、それをせずに放出してしまうと罰則が科せられます。では、どのようにフロンガスを処理するのかというと作業の流れとしては、次のようになります。
まず室内で作業をするためにエアコン周辺を養生します。
それから室外機から出ているカバーを外すとコードやパイプが丸見えになります。
その中で六角ナットで湿られているバルブがあるのを確認します。
送り側と受け側の2箇所があるのでその両方のバルブを外すのです。
次に室外機の中にフロンガスを閉じ込めます。そのためにもエアコンの冷房を起動させる必要があります。
ただし、夏場ならば問題はないのですが、冬場となると気温のほうが設定温度よりも寒いので室外機が回りません。
そのときにはエアコンの強制冷房を起動させることで対処できます。
強制冷房はメーカーごとにやり方がことなりますが、少し探せばわかる所にボタンがあるので、それを長押しすれば大丈夫です。わからなければ説明書を確認します。説明書を紛失したときには型番がわかっていれば、インターネットでダウンロードしたりメーカーに問い合わせる事ができます。
冷房が動いている状態を確認したら2分ほど経過したところで室外機の細い配管(送り側バルブ)を閉めてガスが送られるのを止めます。
さらに2分から3分が経過したところで太い配管(受け側バルブ)を閉めてエアコンの運転を停止させます。
これで完全にフロンガスが回収できました。外したバルブをもとに戻して配管を外します。
もしも、配管を外したときにときにガスが漏れるような音がするようであれば、フロンガスの回収は成功していません。もういちど全部の接続をやり直して、回収をしなければいけません。
バルブをもとに戻す作業は六角レンチできつく締め付ける必要はなく、手の力で閉めるだけでいいです。
それから電線を外していきます。電線の取り外しはニッパーで切断しても構いません。
このようにして回収してフロンガスは、焼却炉で破壊したり、セメント製造のために使われる窯で焼却したりします。
倍によってはフロン再生装置で純度を高めて再利用することもあります。
八尾市で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ
https://www.youtube.com/watch?v=odKdE33PSVI&feature=youtu.be
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