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ごみ回収前の豆知識:資源ごみ分別が不要な地域があるのはなぜ?

大東市で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
ごみの分別方法はどこも一緒と思われている方も多いですが、実は地域によって全く違うことがあります。
例えば、資源ごみのペットボトルと空き缶を分別しなくてもいい地域もあれば、さらに細かく分別を要求される地域もあります。
 
そのため、引っ越しで別の地域に住むことになった時や、実家から離れて一人暮らしをする場合にはごみの分別に気を付けなくてはなりません。
ではなぜ、ごみの分別方法は全国で統一されていないのでしょうか?
今回はゴミ回収の前に知っていれば納得のその理由についてお伝えします。

 

□資源ごみ分別の地域ごとの違い
多くの地域では、ごみを大きく分けて燃えるごみ、燃えないごみ、資源ごみ、電球、乾電池、粗大ごみの6種類に分別しています。
資源ごみはリサイクルすることでもう一度資源として使えるようになるごみです。
ペットボトル、白色トレイ、空き缶、空きびん、段ボール、新聞紙などが含まれます。
 
ごみの分別日本一として知られる徳島県上勝町ではごみを40種類以上に分別し、ごみの80%をリサイクルしています。
空き缶一つとっても、アルミ缶・スチール缶・スプレー缶・金属製キャップの4種類に分別しなければなりません。
紙類は新聞紙・雑誌・段ボール・紙パックの4種類に分別します。
一方、大阪市では空き缶・空きびん・ペットボトル・金属製の生活用品はまとめて一つの袋で出すよう決められています。

 

□分別方法が違う理由
ごみの分別の仕方が地域によってばらばらなのには主に2つの理由があります。
 
1つ目は設備の差です。
焼却能力が高いゴミ処理場を持っている地域はごみの分別が大まかになります。
なぜなら、焼却能力が低い処理場ではダイオキシンのような有害物質が発生するごみでも、焼却能力が高ければ安全に燃やせるからです。
 
2つ目は人口の差です。
人口の多い都市部の方が地方の田舎と比べてごみの分別が厳しくない傾向にあります。
なぜなら、人口が多いとごみの量も多くなるからです。
大量のごみが細かく分別されていると、ごみ処理場での処理が大変になりますし、コストもかかります。
分別方法を変えると住民に理解してもらうまで時間がかかるという問題もあります。
 
今回は資源ごみの分別方法が地域ごとに違う理由をご説明しました。
人口が少なくて、ごみ処理の設備があまり整っていない地域はごみの分別が厳しい傾向にあります。
 
分別は面倒だという人はルールが大雑把な地域に移住するのもありかもしれないですね。
大東市で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ
https://www.youtube.com/watch?v=odKdE33PSVI&feature=youtu.be