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ゴミ屋敷を行政が代執行するまでの仕組みを解説

箕面市で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
もし、皆さんのご近所にゴミ屋敷があった場合、どうしますか。
ニュースなどで見かけることも多いゴミ屋敷ですが、実際近所にあった場合、景観を損ねたりにおいが気になったりと、子供にとっても悪い影響を与えかねません。

 

そんなゴミ屋敷問題を解決する方法の一つに「行政代執行」というものがあります。
今回はこの行政代執行が行われる仕組みについてご紹介したいと思います。

 

□行政代執行とは?
地方自治体などの行政によって、国民の利益のために強制的な措置を行うことです。
つまり、ゴミ屋敷における行政代執行とは、住民が幸せになるように、不利益を与えているゴミ屋敷を強制的に撤去することを指します。
このときにかかった費用はゴミ屋敷の主人から徴収します。

 

□行政代執行は簡単には行えない
自治体によって行われる行政代執行ですが、簡単に行われるわけではありません。
住民に危害が及ぶなど、緊急で解決しなければならない際にのみ執行されます。
費用を税金で建て替えなければならず、返ってこない可能性があったり、自治体が強制的に住民に介入することには消極的であったりするためです。

 

□行政代執行が行われるまでの流れ
・住民が行政に連絡する
住民から行政に苦情や相談を持ち掛けることから始まります。

 

・行政が立ち入り調査を行う
行政が直接立ち入り調査を行います。

 

・行政からゴミ屋敷の持ち主へ指導や勧告を行う
立ち入り調査の結果、状態が良くないと判断した場合、ゴミ屋敷を改善するように指導や勧告が行われます。

 

・それでも改善されない場合は命令を行う
指導や勧告にも持ち主が従わなかった場合は、さらに強制力の強い命令という措置を取ります。

 

・どうしようもないと判断された場合、行政代執行を行う
この命令にも持ち主が従わず、このままゴミ屋敷を放置していた場合、近隣住民への被害が深刻であると判断された場合、行政代執行が行われます。

 

2015年、京都で初めて行政代執行が行われたときには、ここまでの手続きがすべて行われるまでに、6年かかりました。

 

□さいごに
いかがでしたか。
今回はゴミ屋敷を行政が代執行するまでの仕組みについてご紹介いたしました。
ゴミ屋敷の持ち主に改善の余地がない場合は、この方法でゴミ屋敷問題を解決させます。
ご近所のゴミ屋敷問題でお困りの方はぜひ一度検討してみてくださいね。

 

ダストレはゴミ屋敷をきれいにするお手伝いをしております。
安心と品質にこだわり、お客様目線で様々なアイディアや心遣いを形にできるようなサービスを心掛けております。
ゴミ屋敷についてご不明な点がありましたらお気軽にご相談くださいませ。
箕面市で不用品回収、粗大ごみの処分はダストレへ
https://www.youtube.com/watch?v=odKdE33PSVI&feature=youtu.be