強制撤去もありうる?深刻化するごみ屋敷の実態
2020年1月13日6:00 AM カテゴリー:お役立ち情報ブログ,大阪府大阪市淀川区
大阪市淀川区で不用品回収、粗大ごみの処分を行っているダストレです。
「親戚の家がゴミ屋敷になってしまったが、なかなか解決できない」
「近所の家がゴミ屋敷で迷惑だが、なかなか清掃をしてくれない」
ゴミ屋敷でお困りの方はいらっしゃいますか?
近所や親戚などの家がゴミ屋敷になってしまっていると、大変ですよね。
そのまま放っておいてゴミ屋敷に住み続けると、強制撤去になることがあります。
この記事では、強制撤去とは何か、また強制撤去になるとどうなってしまうのかをご説明します。
□ゴミ屋敷を取り締まる正式な法律は存在しない
ゴミ屋敷の被害がどんなに大きくても、正式な法律が存在しないので取り締まることができません。
そのため最近では、それぞれの地域の自治体が、代わりに強制的に清掃することも増えています。
このことを、強制撤去または強制執行と言います。
正式な名称は、「行政代執行」です。
□強制撤去の主な流れ
まずは、近隣の住人が被害を自治体に相談し、自治体が現状を把握します。
次に、自治体がゴミ屋敷に出向き、実際に注意をしたり掃除の指導をしたりします。
それでもなお、現状が変わらない場合は、自治体に強制的に清掃をされることを余儀なくされます。
□強制撤去の問題/課題
*費用の負担
ゴミ屋敷のレベルになってしまうと、清掃するのに約数百万円かかります。
強制撤去する際に、一度自治体がこの費用を負担します。
その後、ゴミ屋敷の所有者が返済します。
また一部の地域では、限度額までは自治体が負担する制度がありますが、地域住民から税金がゴミに使われることに対して批判が多いのも事実です。
*施行までに時間がかかる
あくまで強制撤去は最終手段であるため、問題があってもすぐにはこの手段を選べません。
そのため、近隣住民は自治体に抗議しても施行されるまで待ち続けるしかないのです。
*元に戻る可能性がある
一番の問題と言えるのが、強制撤去をしても、元のゴミ屋敷に戻る可能性があることです。
ゴミ屋敷の所有者は心の病を抱えていることがほとんどなので、現状が改善しても、その人自身の問題解決にはなりません。
その人自身が、自身の問題と向き合い、治療をしなければゴミ屋敷に戻ります。
この問題に関しては自治体が関与することはできないので、解決が難しいのも問題です。
□まとめ
上述したように、ゴミ屋敷の問題は清掃・撤去するだけでは解決できません。
重要なのはその後の家の維持です。
それを少しでも簡単にするには、プロの人のサポートやアドバイスが必要です。
当社のスタッフが全力でサポートしますので、まずは気軽にご相談下さい。
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